思い出:7年前の今頃

 7年前の今頃、我が家では毎晩家族会議が開かれていました。
「犬」の里親になるか、ならないか?
 一時預かりをするのか、しないのか?

 当時は元気だった父も加わり、会議と言う名の大喧嘩!
と言うのも、その一年前の8月に、23年も家族としてすごした猫・ターニャンを
失って1年が過ぎても、ペットロスから立ち直れずにいた私たちでしたから…。

「もう動物が死ぬのは見たくない。」

70代の両親そろって、ありきたりな反対意見でした。

私はと言えば、小学生の頃から猫を拾ってきてばかりの子供でしたから
そうそう引き下がりはしません。

いかにクッキー(当時はミルキーと言う仮名がありました)が可哀想な境遇か
たとえば、それまでに一度も散歩もしたことがない…
もう7か月で、しかも大きめのコッカーであることから里親がつきづらい…
もし、ウチの子になったら受験生の息子にとってどんなに心が癒されるか…

などなど必死で食い下がり1週間。

そして、なんとか里親になることに成功したのです。

とくに父は「申年だから犬には好かれない。」と常々言っているくらいの犬嫌われ。
(犬嫌い、ではなく、犬嫌われ)

実際、母の持参金ならぬ「持参犬」にはホントに嫌われていまして(^^;
私が赤ちゃんだった頃、父が会社から戻ると唸って側に近寄らせないほど。
まあ、洋酒を輸入する会社を経営していたので、毎日接待などがあって
お酒くさくなって帰宅していたからでしょうけれど…

幼稚園に上ったあとも、私が叱られていると必ず、その犬「ビーちゃん」が
さっと間に入って、父を止めてくれたものです。
声が低くて、ちょっと怒っただけでも怒鳴り声になる父には敵対心むき出し。

しかも、ビーちゃんは体重が15キロ近くあって、かなり大きめのマルチーズ
唸ると結構迫力があったんです。
でも、私や従兄弟など子供には優しい犬で、自分のゴハンをとられても気にせず
優しい目で見ているような子だったんです。

私がお人形用のベビーカーにのせれば、ニコニコとつきあってくれる…
夜が怖くてたまらない時には、そっとそばに寄り添い一緒に寝てくれる…
友達と喧嘩して泣いている時は、いつまでも頬を舐めてくれる…

一人っ子だった私にとって、ビーちゃんは頼りになるお姉さんみたいな存在だったと
言っても過言ではありません。

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