消炎・排膿を主目的にした手作りゴハン
膿皮症になってから3度目の通院してきました。
真っ黒な「かさぶた」は「壊疽」した皮膚…ということで、あまりに痛がる様なら途中でやめる、と言う条件で剥がされてきました。
私の個人的な意見としては、いくら壊疽しているとは言え剥がれるのは自然に任せてほしかったのです。クッキーもほとんど掻こうとすることもなく、時々痒くなっても「我慢ね!」で掻かなくなったし、なにより熱も下がって元気な状態なのに剥がすことないじゃないか、と。
でも、壊疽した皮膚の下にある新しい皮膚が空気に触れる方が良いという「西洋医学的」意見もわかるので承諾した訳です。
でもね…カサブタは次の新しい皮膚が完全に大丈夫になるまでバリケードの役目をしているわけです。無理に剥がすのは腑に落ちない…。
もっとも、人と違って犬の場合、カサブタは下から生えている毛から浮いているので、剥がれづらいのも当然なんでしょう。
そんなわけで、バリカンを使って新しい皮膚と死んだ皮膚の間の毛を刈りながら剥がしていきます。
中心部はまだ乾ききっていなくて、剥がすと血が浮いてきました。やっぱり痛そうです。(…しつこいようですが、ここまで乾いているなら、後2〜3日もしたら完全に乾いたと思うんですよ。)
クッキーは、私の目を見つめながら耐えていました…(涙)
看護婦さん達に「強い子だね!がんばったね!」とめちゃめちゃ褒めてもらって、いい気になる私(苦笑)
「本当に頑張ったんですから、いっぱい褒めてあげて下さいね!」と念まで押され、心が痛くなる私。
頑張った記念に、クッキーの「元」皮膚をもらってきました。
表面側です。
裏側です。中心部がまだ湿っています。厚みもかなりあるので、ぐっとくる痛々しさです…。
でも、クッキーは元気ですよ!
90%手作りゴハンに切り替えて(残り10%は、やむおえない場合)様子を見ている所ですが、犬の禁忌食材以外はヒト用の薬膳効果が当てはまるようなので、熱をとる「はとむぎ」や「レバー」をよくゴハンにしています。
ハトムギは清熱排膿の作用があり、レバーには「元気」を与え、「毒素を排出すべき機能」である「肝臓」を強める食材です。
中でも冷やす作用のあるのは鴨と羊なのですが、鴨のレバーはなかなか手に入らないのでラムを使っています。
さらに「寒」の作用のある「昆布」弱った身体に効く「オートミール」や「玄米」を組み合わせていました。
少なくとも、悪くはならず。
掻き壊して悪化する、と言う状態からは全くの無縁で。。。なにより、カリカリの時とは喜び方が違います!
というわけで、クッキーは元気ですよ!
実は今日はクッキーママの誕生日でして(笑)
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