ノーリードの事、しみじみと考えています。

 雨の日はレインコートを着せてお散歩、と言う根性が無いクッキー家。もといクッキーママ。雨の日は、とにかく家でボケーッとしているのが好きです。なので晴れ間を縫っては、思いっきり走れる公園までドライブしています。なにしろ近所の公園は小さい子供が多いので、子供嫌いのクッキーにとってはなかなか厳しいので。

 一昨日は夕方になってから舎人公園に。

 昨日は雷雨!でお散歩お休み。

 今日は先日、病院に行った時以来お気に入り中央公園です。
 でも夕方と言う時間帯のせいなのか、図書館前の芝生はリードを外した子たちがダーッと走り回っていて、時折キャンキャンガウガウ。さながら躾の出来ていない子ばかりのドッグラン。

 なにしろ、驚くべきは呼び戻しのできない子ばかりなんです!

 この広場は柵もなく道路に面しているのに!

 先週、駅前のロータリーの中央にある小さな「緑地帯」で、わざわざノーリードにしている人もいてビックリしましたが、せめて人の居ない所、とか絶対自分が捕まえられる所、とか安全性の高い場所を選ばずに走り回らせている事に驚きます。土地柄なんでしょうか〜。

 クッキーはドッグラン内では、他の犬が(よっぽど大きいと無理!)走って来ても、わりとフレンドリーに遊べますがリードをしていると、逃げられないからか小さな子にも「あっちいけ。」と唸ります。
 それでも近寄って来ると、かなりの威嚇攻撃に出ます。

 もしクッキーが噛んじゃったりしたら。運悪く死んじゃったりしたら。どうなっちゃうんだろう?って、こっちの方が不安になるくらいの唸り方。。。怖〜〜い顔します。
 仕方ないので、芝生広場から中央公園の方に行く事にしました。こっちは林の様になっているので、しょっちゅう足に枯れ枝がからまってきて、クッキーが困って立ち止まるんです(笑)。



「ママ!あっちにも芝生広場があるよ!」


くんくん

くんくん

くんくん

くんくん

端から端までニオイ嗅ぎまくり〜〜〜〜。

「あー、堪能した。」

 そりゃ良かったねえ。雨上がりだから、いっぱいワンコが来てたんでしょうねー。


 さあ、今夜はトリッパとキャベツの胡麻和えだよ〜♪

 さあ。ママは初物の枝豆でビールだよ〜♪




***

 タイトルのこと。
ちょっと重たい話かも。

 自分が犬を連れていなければ、おそらく「リードを外さないで下さい。」なんて看板、わざわざチェックしませんでした。息子がヨチヨチ歩きの頃、公園に放されていたレトリーバーに「いきなり」抱きついて、喜んじゃった彼に「押し倒された」時も心配するどころか笑ってましたし。犬と子供って公園につきもの。
 
 芝生で犬と子供が、じゃれあいながら走り回る…心温まる良い光景じゃないか、って思います。

 目くじら立てる事じゃないのかも。って気もしちゃいます。でも、じゃれあいながら走る彼らは「家族」だからなのかも。ですよね。
 ましてや、その芝生は庭ではなくて公園。

 自宅ではないのだから「ノーリードはダメ」って看板がある以上、小さいから良いだろうとか、そういうことではないはずなんですね。
 たまたま息子は噛まれもせず、シッポブリブリの彼に、顔中舐め回されて(息子は引きつりながら号泣してましたが!)まわりの大人は大爆笑。という図だったのですが、それはあくまでラッキーだったと思った方が良いんでしょう。
 クッキーだったら…どうなっていたのか?想像付きません。

 うちの近所のトラブルメーカーさんも「うちのは猫みたいなもんだろう!」ってセリフがありましたが、実はあの後、この4月にその子に私が噛まれたんです。公道での事です。うなりながら走って来たのでクッキーをかばったらガブッと。
 一度家に帰って、ボイスレコーダーを持って、その人と話し合って。やりとりを録音したことを相手にも告げてから警察に行きました。警察からは「あとは保健所に話して処置(殺処分)してもらうしかないですね。」と言われましたが

 そんなことできるわけないじゃない!!!はっきり言って、処置してほしいのは、その飼い主の方よっ!って言いたくなりましたが…。

 でもね。私もこの前、川沿いの遊歩道で「いきどまりで誰も来ないから」とクッキーを遊ばせました。リードを外して、思いっきり走る我が子を見るのは、たまらない幸せです。
 とはいえ、どんなことにも「絶対」なんてことはなくて。そこは川沿いで柵は付いています。普通ならクッキーが飛び越えられる高さではありません。でも!何かのきっかけで、もしかしたらクッキーが飛び越えちゃうかもしれない。
 そうしたら?

 私は川に飛び込んで助ける事ができる???

 人間と違って、つかまってくれることもなく、言葉がすべて理解できる訳でもなく、そんな愛すべき我が子を助けられる?

 あるいは、そこに子供が叫びながら走って来たら?クッキーは私の声にすぐ反応してくれる?

 私はとても自信がありません。

 〜〜だから大丈夫。なんてないんです、きっと。
リードをもつ事は、時に苦しそうなシートベルトや、重たそうなヘルメット、あるいは、必要以上にうるさい校則みたいに思えます。でも、それがどんなに我が子を守ってくれているのか。

 リードさえ付けていれば…。そう嘆く事の無い様に、やっぱり私はこれからもリードをつけます。

 愛する子供の手をしっかり握る様に。

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