悲しい妄想と麹の匂い

　今日は、久しぶりの平日オフだったので、クッキーをトリマーさんに連れて行きました。
　こういうのもなんなんですが、たいしたお店じゃないのに、いつもいっぱい。土日祭日は２ヶ月先までとれない、と言うのが常。だから平日がオフになると大慌てで予約を入れる訳。

　クッキーは「あ、今日はママ休みなんだね♪一緒にいられるんだね♪えっ？今日はもうお散歩なの？ウッレシイなあ〜〜〜〜。」とニッコニコだったのに、連れて行かれた先はトリミング屋さん。

　数メートル前から、いきなり歩くスピードが落ちます。ドアの前に来ると地面に同化しようとします。

　なんとか店に入れて、トリミングの指定をして柵の向こう側にグイグイ押し入れて…その間のクッキーと来たら

　必死の抵抗→悲痛な叫び方（そりゃあもう、殺されるのかって勢い）→がっくりうなだれる…

　背中に突き刺さる視線に、こっちが泣きたいよ！！！と思いつつもお店を出て…。はっきり言って、お店から「終わりましたよ！」の電話がかかるまで、毎度なんだか落ち着かないクッキーママです。

　で、その落ち着かない間、今年のお味噌を仕込み…しかも、麹と塩を合わせている時に気づいた事なんですけど。


麹の匂いって「クッキーの耳の匂い」に似てる！！！（大爆）な〜んか微妙だわ。でも、こうして毎年仕込んでいる以上、クッキーが居なくなった後、きっとこの麹の匂いを吸い込んで私は泣くだろうな。

　ほんとにたかだか３時間の事で、ここまで寂しいんじゃ、いつかクッキーが天国に行ってしまったら、、、どうなるんでしょ？

　頭の中が真っ白になるほど不安です。涙が胃の上にぐぐぐぐっと溜まって行く感じがします。

　あ、そういえばせっかくキレイにしてもらったのに写真撮ってないや。

　仕方ないから朝の「キレイになる前のクッキー」

　うーん、もっさもさ！シャンプーして１週間経ってないのにオイリーになっているのがわかります…アブラッキーだね、君って。

　なんか必死で見つめているなと、クッキー目線になってみたら

「ガトー・デ・ロワ」の王冠でした！

　ホテルオークラの美味し〜いのをいただいたんだけれど、バターたっぷりだからさすがにクッキーにはあげられなくて、ずっとクンクン鳴いていたんだよね。
よっぽど食べたかったんだね。いい匂いがまだ残っているのかな？
　王冠かぶる？

今日は機嫌の悪いクッキー君に、ご褒美ポチリお願いします！

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